カンナビの井戸(cannabinoid)

海外旅行でCBD製品購入、帰国時は?

海外旅行でCBD製品購入、帰国時は?

こんにちは、 カンナビジオール (CBD) 情報局「カンナビの井戸」の「かんなび」です。

今年も残すところあと2週間。

令和元年ももうすぐ終わりですね。

年末年始を海外で過ごす人や、逆に、海外在住で日本に一時帰国する人も多いと思います。

今回は海外で買ったCBD製品を持ち帰る場合に気を付けた方が良いことなどについて書きたいと思います。

マリファナ解禁・黙認の国ではCBD製品にも…

まず、当然といえば当然ですが、喫煙用のマリファナをはじめとするいわゆる「嗜好用大麻」が合法な国や地域では、マリファナで「ハイになる」酩酊成分「THC」(テトラヒドロカンナビノール)が大麻由来の製品に含まれることに関して、良く言うと「大らか」。

これらの国々の多くでは、大麻由来の製品に使用される産業用大麻(ヘンプ)には微量のTHCを含むことが許容されています。

アメリカの場合は乾燥重量ベースでTHCが0.3%以下、ヨーロッパでは多くのの国で0.2%以下という基準になっています。

国レベルでいわゆる嗜好用大麻が合法化されているのは今のところウルグアイ、カナダ、南アフリカ、そしてグルジア。

これに、違法であっても刑事罰は伴わないという「非犯罪化」されている国や実質的には黙認状態の国を含めると、中南米やアジア、ヨーロッパの国々がかなり加わります。

連邦レベルではマリファナが違法とされているアメリカの場合、州レベルでは今のところ11州で合法化されています。

かつては日本の厚生労働省や税関もその程度のTHC含有に関しては許容していましたが、この数年、それよりもかなり高いTHC含有率のCBD製品を輸入しようとするケースが発覚したことなどから、THC含有に関してとても厳しくなりました。

帰国の際の税関検査で見つかるかどうかは別として、基本的には、THCを含む可能性の高いCBD製品は持ち帰らないようにするのが無難です。

そのためには購入時、または帰国荷物を詰める時には製品ラベルの確認をしておくことをお勧めします。

【徹底解説】「CBDオイル等のCBD製品の輸入を検討されている方へ」(厚生労働省)【前編】

持ち帰り用に買うCBD製品はラベルチェックを

アメリカでは今年(2019年)の1月から国レベルでもヘンプの栽培が合法化されたことで、ヘンプ由来の大麻製品が全米で爆発的に広まりました。

それに至るまでの政治的な綱引きで農務省に負けた形の食品医薬品局(FDA)は、今年の夏まではそれをしばらく静観しているような状態でしたが、秋以降、矢継ぎ早に消費者や企業に牽制球のような声明や警告を発しています。

それ以前からFDAは、国内で製造販売されているCBDオイルをはじめとするCBD製品の成分表示が実際の検査結果と異なるケースが多いということを度々指摘して警告書を個別に送付したりしてもいます。

このような状況を踏まえると、日本の税関も今後、THCを含む可能性のあるCBD製品に関してはチェックが厳しくなる可能性もあります。

そうなると、少なくともラベル記載事項だけであっても、THCについては確認しておくのが安心です

写真はあくまでも例ですが、緑色に囲った”THC-Free” や “0% THC”と記載されているものは「メーカーがそう言っているので信じるしかない」として安全圏、赤枠の “<0.3 THC” のようなTHC含有に関して予防線を張っている商品の場合は通関リスクあり

ちなみに写真で黄色く囲ってある “NON-PSYCHOACTIVE” というのは「非向精神性」なので、精神作用のあるTHCは含まないと解釈できますが、THCを含まないことを明記するのではなく “100% PURE”(純度100%)と記載しています。

オイルで希釈する前、恐らく原料として抽出されたCBDを結晶化した状態での純度が100%だから「THC残存ゼロのCBDですよ」という解釈もできそうですが、THCを含んでいないとストレートに書かれていないと税関で引っかかる可能性があります

これ以外にも、海外旅行の荷物の場合、100mlを超える容器に入った液体は機内への持ち込みが禁止されているため、CBDオイルやCBDクリームなどで容量の多い容器に入ったものはスーツケースなどの預け入れ荷物に入れる必要があるなど、基本的な注意事項は航空会社や空港が提供する情報を参考にすると良いと思いますが、いずれにしても、CBD製品に関しては「(少なくとも製品ラベルを見る限り)THCを含んでいないものを買った」と自信を持って言えるようにしておきましょう。

では、また。

【徹底図解】正規輸入、並行輸入、個人輸入!…を意識したCBD商品選び