気になるCBDブランドMUKOOMI (ムコーミ)、ふたたび登場!
- 2020.07.25
- 更新日:2021.01.10
- 国内

こんにちは、 CBD情報局「カンナビの井戸」のカンナビです。
昨日、またちょっと気になるCBDブランドのプレスリリースが目に留まりました。
●CBDブランド MUKOOMI がサロンやスパ、楽天マーケットで取り扱い開始
そう、1ヶ月あまり前に「気になる」といって紹介した、「“多様性”にフォーカスした」CBDブランドMUKOOMI (ムコーミ)の新着情報です。
「常識を超えた向こう側を見よう」
前回はブログ配信スタートを告知する内容で、実質的には自己紹介も兼ねたブランド自体のローンチ告知。
それに比べると今回のメインは以下の通り、ややマイナーなお知らせです。
ジェンダーニュートラルを意識し、多様性 (ダイバーシティ) をブランドストーリーに詰め込んでいるMUKOOMIのプロダクトは、福岡県福岡市中央区赤坂に構えるラグジュアリースパである、WASOW 様にてお取り扱いを開始させていただきました。
ネットで気軽にプレスリリースを出すことは今では当たり前になりましたが、改めて、企業プレスリリースの内容や出し方はこの20年ほどの間に大きく変わったことを実感します。
それはさておき、製品ラインアップは前回リリース時と変わらず、以下の通り、スキンケア製品を中心とした5点。
現在のMUKOOMIのCBDラインナップは下記をご用意させていただいております。
●口から摂取するウェルネスサプリメント
ヘンプCBDオイル (900mg)
●スキンケア
ヘンプ CBD ハイドレーティング フェイシャル トナー (化粧水)
ヘンプ CBD スキンセラム (美容液)
ヘンプ CBD フェイス クリーム (フェイスクリーム)
ヘンプ CBD アイセラム (目元美容液)
実は前回、大した予備知識もなくこのブランドの紹介記事を書いた理由が幾つかあります。
揺れる水面に商品ロゴが浮かぶ写真が気に入ったことに加え、スキンケア商品主体のCBDブランドということ、国内の英字メディアをPR活用していたこと、さらには謎の「カンナビノイド審査委員会」との関わりなど、気に入ったことや気になったことがいろいろありましたが、一番はブランドのストーリー性や世界観と、それを伝えるメッセージでした。
残念ながら今回のプレスリリースではその辺が省かれているため、前回も掲載した、MUKOOMIブランドのコンセプトと由来について書かれた部分を再引用します。
名前の由来は、日本語の“向こう”と“見る”を掛け合わせたもので、その名前には“常識を超えた向こう側を見よう”というメッセージが込められています。
それは、型にとらわれない多様性にフォーカスした新しい美の概念であり、相手との違いや既成概念が生む壁の向こう側を見ようというフィロソフィーでもあるのです。
国籍、年齢、性別に関わらず、誰もが自ら持ち合わせた輝く力に気づき 自身の可能性を見いだせることを願ってつくられたインクルーシブなブランドです。
このようなコンセプトやメッセージというのは、化粧品などのビューティー系やカルチャー系など、作り手側と使い手側の感性や個性が深く関わる業界のブランドでは比較的ありふれています。
天邪鬼なカンナビ的には、かつて他業界ながら海外大手ブランドとの関わりが多かったため、ブランド戦略の話になると多少ひねくれた見方をする部分もあります。
とはいえ、即物的な輸入品販売で今や混戦状態になっている国内CBD市場。
その中で、このMUKOOMIには他のCBDブランドとは異なる輝きを感じました。
カンナビノイド審査委員会と…「協力し、高い基準をクリア」
さて、話は変わりますが、MUKOOMIの前回のプレスリリース紹介記事では、謎の「カンナビノイド審査委員会」との関わりについて少しツッコミを入れました。
前回も引用しましたが、以下の記述が気になったためです。
MUKOOMIはカスタマーの安全を第一に考え、高品質のCBDをオランダから調達しており、「一般社団法人 日本化粧品協会」のカンナビノイド審査委員会をパートナーに迎え、倫理的調達を行っているか、プロダクトが安全であるかなどを調査しています。MUKOOMIのチームは、今後日本でのコミュニティ構築や生産プロセスの確立に向けて様々なエキスパートと取り組みを開始しています。
そのツッコミ内容に関しては前回のブログ記事をご覧いただくとして、今回のプレスリリースでは以下の通り、カンナビノイド審査委員会についてはマイルドな(?)表現でサラリと触れるに留まっています。
MUKOOMIは安全性の観点から、一般社団法人化粧品協会 カンナビノイド審査委員会 と協力し、高い基準をクリアしています。
ちなみにMUKOOMIブランドのCBDオイルの場合、オンラインストアでは製品紹介に「MUKOOMI のヘンプCBDオイルは、純度の高いCBDアイソレートを使用」とある一方、成分情報としては「食用麻の実のみ」と記載されています。
今のところMUKOOMIサイトには成分の分析証明書(COA)が掲載されていないようですが、前回のブログでも書いた通り、カンナビノイド審査委員会サイトで商品(社名)検索をすると、CBDオイルに関しては詳細不明ながら同委員会のお墨付きがあることは確認できます。
先日、「日本のCBDユーザー…こそ気にすべき?…なのは…」という思わせぶりなタイトルの記事でCOAの存在意義(?)や見方について詳しく書きましたが、今後、特に日本のオリジナルCBDブランドの場合、CBDアイソレートなどの輸入原材料段階と、国内で他の原材料と調合した後のCBD製品段階の両方のCOAを掲載することが、そのブランドに対する消費者の安心感や信頼につながると思います。
そして、そのようなブランドが増えれば、やがては特定ブランドというよりはCBD製品やCBD業界全体に対する安心感や信頼も。
…とまで言うと理想論が過ぎるでしょうか。
何はともあれ、もしかすると「気になるCBDブランドMUKOOMI (ムコーミ)、みたび登場!」のような記事を書く展開があるかもしれません。
いずれにしても、今後も引き続き要注目です。
では、また!
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