カンナビの井戸(cannabinoid)

CBD製品に治療効果を期待してはダメ!

CBD製品に治療効果を期待してはダメ!

こんにちは、 カンナビジオール (CBD) 情報局「カンナビの井戸」の「かんなび」です。

マイルドな(?)お祭りイヤーとなった令和元年も残すところあと5日。1年が過ぎるのは早いですね。今年はスペシャル正月ともいえる改元お祭り騒ぎが8ヶ月前の5月にあったことで、なおさら1年が短く感じているのかもしれません。

さて、今日はCBD、特にCBDオイルを、その「治療効果」に期待して使う場合について少し書きたいと思います。

CBD製品に治療効果を期待してはダメ!

まず…
CBD製品に治療効果を期待してはいけません。

いきなりの全否定ですが、CBDに治療効果が無いと言っているわけではありません。CBDオイルなどのCBD製品を使う場合、いわゆる医薬品的な効能・効果に期待して使ってはダメという意味です。

これには二つの…というか、二重の意味があります。

一つはCBDという「成分」について。もう一つはそのCBDを含む「CBD製品」について。

医薬品の場合、基本的なポイントとなるのは、人体を対象とした「有効性」と「安全性」の2点です。CBDの場合、有効性に関しては欧米の研究である程度確認されていますが、安全性に関してはどちらもまだ十分な研究がされていません。特に日本は医療用であっても大麻研究については厳しいということもあり、他の先進国に比べると研究面で遅れています。

昨年、アメリカでは初となる大麻由来成分を含む医薬品として、「エピディオレックス(Epidiolex)」というCBDベースの抗てんかん薬がアメリカの食品医薬品局(FDA)に承認されました。抗てんかんや抗けいれんのほかにも、CBDには抗炎症、鎮痛、抗不安、抗睡眠障害などについて一定の「有効性」があるとされていますが、「安全性」に関してはアメリカでも研究が遅れているようです。

このため、FDAは度々、CBDの安全性については警鐘を鳴らしています。

危険だと断定して警鐘を鳴らしているわけではなく、危険なのかどうかを判断するだけの研究や情報がまだ十分に無いため「安全性が確認できていない」、つまり「危険かもしれない」という意味での警鐘です。その背景には、エピディオレックスの臨床試験や研究過程で肝臓障害などの副作用が確認されたということも影響しているようです。

市販されているCBDオイルは医薬品ではなく食品なので、そもそも服用量や服用頻度などについて医学的に決められたものはありません。

ただ、いわゆるサプリ全般に共通する話ですが、パッケージなども含め、「医薬品っぽく見せる」ことはマーケティング戦略としては重要です。

このため、使用する人の中にはつい医薬品的な期待をしてしまう人もいます。
治療効果を期待して使用しているのに期待した効果が得られない場合、「これは効かない」と言って見切りをつける人なら良いのですが、「飲む量や回数が少ないのでは?」と考えて量や頻度を増やしてしまう人は要注意です。

では、仮に…あくまでも「仮に」ですが、治療効果に期待してCBDオイルを使いたいと思った場合はどうすれば良いでしょう?

CBDオイルが “いわゆる「健康食品」” から脱却する道のりは…

 

CBDに期待すべきは、リラックス効果や入眠効果

かんなびのおすすめは、CBDオイルを治療メニューとして用意している心療内科などのクリニックを一度訪れることです。

つまり、「治療効果に期待する」ということは、「医学的な治療が必要かもしれない状態にある」と考えた方が、安全性だけでなく有効性の面では良いという考え方です。もしかしたら本当に治療が必要な状態で、それも何かしら医薬品を使用した治療をする方が、むやみにCBDオイルの摂取量や回数を増やすよりも早くて確実な道かもしれません。

ご参考まで、「臨床CBDオイル研究会」という団体では、CBDオイルを診療や施術に取り入れた医療機関を紹介しています。(メインメニューにある『実践医療機関』)

内科系に限らず皮膚科や歯科などさまざまなクリニックが掲載されているので、もしCBDオイルの治療効果に期待している場合は選択肢の一つとして検討してみるのも良いと思います。ちなみにかんなびはこの団体の回し者でも何でもありません。

もちろん、単にリラックス効果や入眠効果に期待しているだけの場合は気にしなくて良いと思います。CBDは安全性に関して十分に確認できていないといっても、少なくともタバコのように明らかな危険性のあるものではないので。

では、また。

え、2020年も早や後半戦?! 「CBD」って感じですよね~