カンナビの井戸(cannabinoid)

【注意報】『円建て決済』海外CBD通販サイトにご注意!

  • 2020.10.27
  • 更新日:2020.10.28
  • 国内
【注意報】『円建て決済』海外CBD通販サイトにご注意!

こんにちは、 CBD情報局『カンナビの井戸』のカンナビです。

今日のトピックはCBD製品をネットで購入する際の注意点ですが、記事タイトルにもある通り、海外通販サイトでの商品購入、つまり『CBD製品の個人輸入』…の中でも『円建て決済』に対応しているサイトに関する注意点です。

これを思い立った経緯は後述しますが、商品価格が日本円で掲載されているために、海外サイトから購入(=個人輸入)しようとしているという認識を持たずに購入操作を進めるリスクがある…という話です。

こう聞いてもあまりピンとこない方は、ぜひ以前書いた『【徹底図解】正規輸入、並行輸入、個人輸入!…を意識したCBD商品選び』という記事と併せて参考にして下さい

【徹底図解】正規輸入、並行輸入、個人輸入!…を意識したCBD商品選び

『海外サイト購入(=個人輸入)』という認識の有無

まず、今回このテーマで書こうと思い立ったきっかけは、先週、知人経由で受けたあるCBDユーザーからの相談です。

この相談者は、ある海外ブランドのCBDオイルをネット購入しようとしたのですが、購入操作の最終段階になって初めて、自分はそのブランドの海外ショップサイトから購入しようとしているのかもしれないことに気が付いたとのこと。

本人としてはそれならそれでも良いかと思いつつも、念のためにとその知人に相談。

それが「どう思う?」とほぼスルーパスされてきた…というのが発端です。

そのブランドのサイトを確認したところ、日本語表示への切り替えが可能なだけでなく、商品紹介や購入ページの商品価格もすべて日本円。

この数年の間に増えた『越境EC』と呼ばれる海外通販のサービスやシステムの中でも、クレジットカードによる多通貨決済が可能なタイプを採用しているケースで、消費者庁や国民生活センターも過去に何度か注意喚起をしています。


出典:消費者庁『平成27年版 消費者白書』P12、P40

海外通販サイトだと分かるような情報の有無

今回のケースでは、会社情報や配送情報のページを見るという寄り道をすれば海外からの発送であることは一目瞭然。

ただ、価格が円建てで記載された商品紹介ページで商品をカートに入れて購入操作を進めてみると、海外からの発送ということが分かるような情報が掲載されたページを通ることなく名前や住所などの情報を入力する画面に進み、その入力を終えるとクレジットカード情報の入力画面にたどり着きました。

前述の通り、海外通販サイトから商品購入(=個人輸入)しようとしているという認識を持って購入操作をしている人なら良いのですがその意図や認識がないまま、またこのブランドに関する予備知識もなく最初に日本語ページを目にした場合、気づかずにそのまま購入する可能性があるサイト設計になっているということです。

今回、そのブランド名も記載してこの記事を書くか迷ったのですが、そもそも相談者がどのようにしてこのサイトにたどり着いたのかを確認したところで新たな疑問というか疑念が…

やや難度が高めの調査になりそうですが、少なくともそれについても調べるまではブランド名やサイト情報の公表は控えるのが賢明と考えました。

具体的な内容は今後の調査結果次第として、いずれにしてもこのブログで何かしら続報します。

ということで、当面の注意報も兼ね、CBD製品を個人輸入する場合のそもそものリスクと、上記のように無認識で個人輸入手続をしてしまうリスクを避けるための注意点について触れておきます。

【徹底解説】「CBDオイル等のCBD製品の輸入を検討されている方へ」(厚生労働省)【後編】

CBD製品ならではの個人輸入リスクとは

さて、CBD製品ならではの個人輸入リスクですが、前述の記事では以下のように書きました。

まず、CBD製品に関する基礎知識があって、サプリや健康食品などを『独力で』個人輸入して多少のトラブル対応の経験もある人であれば個人輸入したCBD商品が税関で止められたとしても、あまり以後の対応に困らないかもしれません。

が、特に予備知識や経験もなく、海外在住の友人にCBD製品を送って貰ったり、誰かに手伝って貰って海外サイトで注文したりした場合などで、ある日突然、税関から『外国から到着した郵便物の税関手続のお知らせ』という往復ハガキが簡易書留で届くと、かなり戸惑う可能性大

そのお知らせの『一般的な』パターンに応じた以後の流れは税関サイトで説明されている通りですが、CBD製品の場合は基本的に、違法成分のTHCが含まれていないことを確認するための成分分析証明書の提出や、大麻草の成熟した茎や種子以外の違法部位が原料として使われていないことの証明書が必要

個人輸入の場合、以前はそのような証明書提出がスルーされることが多かったようですが、2年ほど前から個人・法人を問わずチェックが厳しくなり、今年に入ってからはさらに厳しくなったと言われています。

そして、もし成分検査に回され違法成分のTHCが検出された場合、大麻取締法違反の疑いありということで、提出した証明書類の内容に問題が無かったとしても調査や、最悪の場合は取り調べを受けることになります。

この大麻取締法ならではの手続や措置の絡む部分が、一般的な商品やサプリ・医薬品などを個人輸入する場合のリスクと大きく異なる点です。

CBD製品の場合の輸入手続を理解した上で輸入する個人や企業であれば、このようなリスクもある程度は想定した上で多少の調査なり海外メーカーや厚労省への確認などをしているはずですが、そもそも個人輸入扱いになるような商品購入を海外通販サイト上でみずから操作した結果として海外からその商品が届く…という認識すらなく購入手続きをしてしまいこのような展開になった場合、その衝撃ははるかに大きいはずです。

ただ、これはあくまでも個人輸入をする場合にその本人が負う法的なリスクの話

国内の代理店が正規輸入した海外ブランドCBD製品を、国内のショップなどから買う場合はこのような心配をする必要はありません

もちろん、製品の品質に関するリスクは、輸入品・国産品を問わず別種のリスクとしてどんな買物にもついて回りますが、それは国内のショップや代理店・ブランド選びの問題。

個人輸入リスクとは分けて考える必要があります。

では、このような『無認識の個人輸入リスク』を避けるためには何を確認すれば良いのでしょうか。

大麻事件報道で不安になったCBDユーザーは…

『海外サイト購入(=個人輸入)』であることの確認方法

基本的な確認事項は文字通り基本的なものばかりですが、まず、商品価格が海外通貨で記載されている場合は海外サイトだと分かるのでそれ以上の確認は不要として除外しておきます。

ここでは仮に商品紹介ページなどでの価格が日本円で掲載されている場合の確認事項を、商品選びと購入の2段階に分けてそれぞれ優先度の高い順に記載します。

【会社・ブランド・商品紹介ページ】
➀発送・配送情報
説明に発送元の国名や『関税』『税関』『輸入』などの言葉が含まれているか
➁会社情報
(海外の法人名や住所か、等)
➂問い合わせページの有無やその説明
(使用言語や回答時期など)

【商品購入ページ(ショップサイト等)】
➃上記➀~➂
特に商品紹介ページと商品購入ページでドメイン/URL冒頭部分が異なる場合は別内容の記述がないか確認
➄住所入力画面
(国名の入力や選択が必要かどうか)
➅最終的な決済画面(最終確認画面)で表示されている決済金額(通貨)
(海外通貨に切り替わっていないかどうか)

最優先の➀の場合でも、そもそも該当するような記述が見当たらない場合など、単独では決定的な判断材料にならない可能性もありますが、これら複数のチェック事項を確認することで総合的な判断の精度はかなり上がるはずです。

ちなみにサイトのドメインが『(社名).co.jp』で終わっている場合は日本国内で登記された企業が取得したドメインということが分かりますが、『co』なしの『.jp』だけで終わっている場合は海外の企業や個人が取得してサイト運営している可能性もあるため、海外通販サイトではないと判断する材料にはなりません。

ということで、この件に関しては今回確認したブランドに限定せずリサーチ予定のため、その進展に応じてまた続報します。

では、また!

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