カンナビの井戸(cannabinoid)

アマゾンではCBD販売禁止! でも…

アマゾンではCBD販売禁止! でも…

こんにちは、 CBD情報局「カンナビの井戸」のカンナビです。

CBD製品ユーザーなら知っている人も多いと思いますが、アマゾンではCBD商品が販売されていません。

いえ、正確には「ほとんど」販売されていません。

アマゾン自身による販売はもちろん、アマゾン以外のショップなどがいわゆる「マーケットプレイス」で販売する場合でも。

そして日本国内だけでなく海外でも…

アマゾンではCBD製品の販売が禁止…

アマゾンは具体的な理由を明らかにしていませんが、たとえば日本の場合、マーケットプレイスの「出品禁止商品例」の中に以下の記述があります。

●その他Amazonが販売を許可していない商品(以下は例)
・ゲルマニウムが含まれているサプリメント
・カンナビジオール (CBD) が含まれている商品。

出典: Amazon Seller Central「制限対象商品 」内「栄養補助食品
(適用されるマーケットプレイス: 日本)

ちなみにアメリカの場合は以下の通りです。

i. Listings for products containing cannabidiol (CBD) are prohibited, including but not limited to:
i. Full spectrum hemp oil
ii. Rich hemp oil
iii. Products that have been identified as containing CBD by LegitScript

i. カンナビジオール(CBD)を含む商品の出品は禁止されています。これには以下が含まれますが、これらに限定されません。
i. フルスペクトラムヘンプオイル
ii. リッチヘンプオイル
iii. LegitScriptでCBDを含むと特定された商品

出典: Amazon Seller Central「Restricted products」内「Drugs & drug paraphernalia
(適用されるマーケットプレイス: アメリカ合衆国)

商品分類「CBDトピカル」と聞いて連想するのは…

…でも、実はCBD製品も販売されている…

でも、実は商品名や商品説明に「CBD」という言葉が入っていないだけ。
CBD製品がまったく見つからないということでもありません。

たとえばこれ。

CANNABI Relief アマゾン JP

ブランド名は「CANNABI」、ベタな日本語発音で読めば「カンナビ」です。
同名ということで何やら親近感を感じます。

というか、どちらかというと、この「カンナビつながり」ついでに、アマゾンでのCBD販売について書こうなと思いついたくらいです。

商品名は症状などの「緩和」を意味する「Relief」。
CBDという言葉こそ使っていないものの、なかなか強気の直球です。

ちなみに、日本のアマゾンの商品説明にはこのように書かれていますが…

有機麻種子油、天然エキス| 最高品質の成分を使用して処方され、種子から最終製品までの品質チェックポイントで検証された3300mgヘンプ種子エキスは、速効性、吸収性、強力です。

…海外のレビューを見る限り、中身は普通に(?)CBDオイルのようです。

…とはいえ、コッソリ(?)少しだけ…

ちなみにセラーというか出品者はイギリス在住のようで、この通り、現地のアマゾンでも販売されています。

CANNABI Relief アマゾン UK

また、アメリカのアマゾンにも出品されていますが、こちらは在庫切れとなっています。

CANNABI Relief アマゾン US

さらに、このブランドには「PLUS」という商品もあり、その宣伝はさらに直球。

不安の緩和に始まり、禁煙補助、抗炎症作用によるにきび予防、鎮痛、心血管疾患予防に吐き気の緩和などが列挙されています。

ちなみに「鎮痛」の説明文は、誤って「吐き気の緩和」の説明文を重複して差し込んでしまった模様。

おまけに、別の言葉と差し替えるのを忘れてしまったのか、CBDという言葉も…

 

さて、このような商品はアマゾンで販売される商品数からするとごくわずか。

イタチごっこを繰り返しているのか、ゲリラ的に(?)時々見かける程度ですが、国内で正規販売されている海外ブランド製品のラベル貼り替え品と思われる商品を見かけることもあります。

…という実態を調査したのはワシントン・ポスト紙

そのような実態を、昨年末、アメリカのワシントン・ポスト紙が動画付きの調査記事を公表して話題になりました。

●”Amazon prohibits CBD sales, but it’s still easy to buy on the site” (The Washington Post)

アマゾンによるCBD販売規制を検証

なぜアマゾンがCBD規制をしているかは不明とした上で、たとえば「CBDオイル(CBD oil)」は「ヘンプオイル(hemp oil)」として商品ラベルや商品説明を工夫(?)した製品、13点を購入して成分分析しました。

CBDは基本的にはヘンプと呼ばれる産業用大麻から抽出されるため、CBDオイルは確かに「ヘンプオイル」の一種。

ただ、一般的には「ヘンプオイル」というと、CBDを含まずヘンプの種子から作られる「ヘンプシードオイル」を連想します。
紛らわしいことこの上ない…のは、苦肉の策というよりは巧みな対アマゾン戦略なのでしょう。

検査の結果、11商品からはCBDが、1商品からはTHCも検出されたそうです。

CBD製品どころかTHC含有製品やマリファナで無法地帯のようになっているアメリカでCBD規制を貫くアマゾン。
そのアマゾンがCBD製品を解禁するのはいつになるのでしょうか。

ちなみにこの話、CEOジェフ・ベゾスはワシントン・ポスト紙のオーナーというオチ(?)付きです。

では、また!

CBD製品の「スペクトラム」とTHC