カンナビの井戸(cannabinoid)

電子タバコ肺疾患の主犯格はTHC入り「Dank Vapes」?

電子タバコ肺疾患の主犯格はTHC入り「Dank Vapes」?

こんにちは、 カンナビジオール (CBD) 情報局「カンナビの井戸」の「かんなび」です。

電子タバコの爆発的な普及とともに、電子タバコが原因とされる肺疾患患者が次々と現れ、この夏頃から、アメリカでは大きな社会問題になっています。
これを受けて先週、日本時間の土曜日に米国疾病管理予防センター (CDC)が具体的な製品名を含むレポートを公表しました。

https://www.vapemania.jp

CDCレポート

レポートによると、この問題の患者数は12月3日現在で2,291人にのぼり、死者は48名。
そのほとんどがマリファナに含まれる酩酊成分「THC」(テトラヒドロカンナビノール)を含むリキッド(電子タバコ用の溶液)を使用していたそうです。

患者達が名前を挙げたブランドの数は合計152種類。すごい数です。
中でも全患者の56%が非正規ブランド「Dank Vapes」のTHC入りカートリッジを使用していたそうです。

「Dank Vapes」は一応ブランドではあるのですがメーカーは不詳。
中国のネット通販サイトで「Dank Vapes」というロゴの入った空箱と、購入者のチョイスでリキッド類を好きなように詰め込むことができるという、いかにも「非正規」らしいブラックマーケット製品です。

また、Dank Vapesはなぜか主にアメリカ北東部と南部に使用者が偏っていたとのこと。
それ以外で多くの患者が使用していたブランドとして、TKO(15%)、Smart Cart(13%)、Rove(12%)が挙げられています。
これらの一部は、マリファナが合法化された州では「正規」販売されています。

幸い、入院患者数は9月中旬をピークに減少傾向ということから、CDCは最悪のフェーズは過ぎた可能性があるとしています。

え、2020年も早や後半戦?! 「CBD」って感じですよね~

問題はTHCよりも「ビタミンEアセテート」?

ちなみにCDCは先月の発表で、非正規のTHCカードリッジの約半数に「ビタミンEアセテート」という、ボディオイルなどに使用される成分が混ざっているとも報告しました。
そしてこの成分は、THCを含まないCBDリキッドに添加されているケースもあるそうです。

日本の場合、THCは電子タバコに限らず全面禁止ですが、ニコチンであっても液化されたものは禁止されているため、加熱式タバコに比べると電子タバコはマイナーな存在。
ただ、加熱式タバコに比べると吸入対象のバリエーションが格段に幅広いため、特定の成分や製品に問題があった場合、すべての電子タバコにその問題があるかのように誤解されるリスクはあります。

今回の問題が日本の電子タバコ市場、特にTHCと同じ大麻由来のCBDリキッドに与える影響など、今後の展開も見守りつつまたレポートします。

では、また。

アマゾンではCBD販売禁止! でも…